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BOOTHでアバターを売る方法|手数料と出品の手順

2026-09-21

BOOTHでアバターを売るのに、審査も初期費用もいりません。

pixivのアカウントがあれば今日のうちに出品できます。

かかるのは売れたときのサービス利用料だけで、現時点ではダウンロード商品なら価格の5.6%に45円を足した額です。

この記事でわかること

  • BOOTHは出店審査も月額もなく、売れたときだけ利用料がかかる
  • 手数料は定額の45円が効くので、安い商品ほど手取りの割合が下がる
  • 売上は自動で振り込まれる金額と、申請しないと動かない金額に分かれる

VRChatやclusterで着るアバターを自分でも作ってみた。

置き場所を探してBOOTHにたどり着いた人は多いはずです。

その勘は合っています。

日本語で3Dアバターを売るなら、現時点ではBOOTHがいちばん通りのいい場所です。

この記事では、ショップを開くところから振込が着地するところまでを順に追います。

手数料の計算と、値段の付け方で変わる手取りの話も入れます。

BOOTHはpixivが運営する販売所

BOOTHは、pixivが運営している創作物のためのネットショップサービスです。

イラスト集や同人誌と並んで、3Dモデルやテクスチャなどのデジタルデータが日常的に取引されています。

出店の審査はありません。

pixivのアカウントでログインして、ショップ名を決めればその場で自分の店が持てます。

BOOTHで売られているもの
BOOTHのショップ
ダウンロード3Dモデル、テクスチャ、音源など。データを渡して完結する
自宅から発送同人誌やグッズ。自分で梱包して送る
倉庫から発送あらかじめ預けておき、発送はBOOTH側が担当する

アバターの販売は、いちばん上のダウンロード商品にあたります。

アバターを売る人が使うのは、ほぼダウンロード商品だけです。

在庫も梱包もないので、寝ている間に売れて勝手に納品が終わります。

アバターの販売がBOOTHに集まる理由

3Dモデルを置ける場所は他にもあります。

それでも日本語圏のアバターがBOOTHに集まっているのは、買う側の動線がここに出来上がっているからです。

VRChatで見かけたアバターの名前を検索すると、たいていBOOTHの商品ページに着きます。

買った人が着て、それを見た人がまた検索する。

この輪が回っている場所に置くほうが、同じものでも見つかる確率が上がります。

見つけてもらえるまでの輪
1. 出品作ったアバターをダウンロード商品として置く
2. 着てもらう買った人がVRChatやclusterの中で使う
3. 見られる一緒に遊んだ人が名前を覚えて検索する
4. 次が売れる検索から商品ページへ戻ってくる

売り場を選ぶというより、人が回っている輪に入る作業です。

ファイル形式の話もしておきます。

VRChat向けはUnityのパッケージ形式で配ることが多く、clusterやその他のサービス向けにはVRM形式が使われます。

どちらの形式で出すか
Unityパッケージ
  • VRChat向けの定番
  • 表情や揺れまで作り込める
  • 買う人にUnityの操作が要る
VRM
  • clusterなど対応先が広い
  • ファイルをそのまま渡せる
  • 表現できる範囲に制限がある

両方を同じ商品にまとめて入れている作者もいます。

形式そのものの説明はVRMとは|3Dアバター規格の仕組みと使い道にまとめてあります。

どちらの形式で出すか迷っているなら、先にそちらを読むと決めやすくなります。

出品までの手順は5つ

手順そのものは驚くほど短いです。

作り終えたデータが手元にあるなら、30分ほどで公開まで届きます。

公開までの順番
1. ショップ開設pixivのアカウントでログインし、ショップ名とURLを決める
2. 商品を作るダウンロード商品を選び、名前と説明文を入れる
3. データを上げるモデル本体と、必要ならテクスチャや説明書をまとめて置く
4. 値段と規約価格を決め、使っていい範囲を書いた規約を添える
5. 公開サンプル画像を並べて公開する

時間がかかるのは3番と4番ではありません。

実際に手が止まるのは、5番のサンプル画像です。

3Dモデルは、画面の中でどう見えるかが分からないと買われません。

正面、横、顔の寄り、実際にゲームの中で立たせた絵。

この4枚があるだけで、伝わり方がまるで変わります。

手数料と手取りの計算

BOOTHは出店するだけなら無料です。

お金がかかるのは売れたときだけで、現時点ではダウンロード商品の場合、商品価格に5.6%を掛けた額と45円を足した分がサービス利用料として引かれます。

自宅から発送する商品は、商品価格に送料を足した金額が計算のもとになります。

アバターの販売には関係しませんが、グッズも一緒に扱うなら頭に入れておくと安心です。

商品価格 引かれる利用料 手元に残る額 引かれる割合
1,000円 101円 899円 約10%
3,000円 213円 2,787円 約7%
5,000円 325円 4,675円 約7%

表を見ると、同じ料率なのに引かれる割合が動いているのが分かります。

犯人は定額の45円です。

100円のおまけを売ると、現時点の計算では50円ほどが利用料に消えます。

半分です。

小物を安く量で出す売り方は、BOOTHの手数料とは相性がよくありません。

値段を決めるときの見方
料率価格が動いても割合は変わらない。ここは気にしなくてよい
定額分1件ごとに乗る。安い商品ほど手取りを削る
まとめ売り小物は単品より、セットにしたほうが残る額が増える

現時点の料率をもとにした考え方です。最新の数字は公式のヘルプで確認してください。

衣装やテクスチャを何点か作ったなら、1つずつ並べるよりセットにまとめるほうが手取りは増えます。

買う側にとっても選ぶ手間が減るので、両方にとって悪い話ではありません。

売上が振り込まれるまで

売れた瞬間に口座へ入るわけではありません。

ここを知らずに待っていると、最初の1件目で不安になります。

現時点では、月初から月末までに確定した売上が翌月にまとまり、20日から5営業日以内に振り込まれる流れです。

売れてから手元に届くまで、1か月以上あくと思っておくとずれません。

お金が届くまでの順番
1. 売れる購入者の支払いが終わり、売上として記録される
2. 締めるその月ぶんが翌月にまとめられ、利用料が引かれる
3. 判定金額によって、自動で振り込まれるか申請が要るかが決まる
4. 着金翌月20日から5営業日以内に口座へ届く

もうひとつ、引っかかりやすいのが金額の線引きです。

現時点では受け取れる額が5,000円以上あれば自動で振り込まれますが、201円から4,999円までは自分で振込申請をしないと動きません。

振込手数料もかかります。

現時点では銀行振込の場合、3万円未満なら200円、3万円以上なら300円が税込で引かれます。

最初の1年で起きやすい取りこぼし

  • 数千円のまま放置してしまう。自動振込の線に届いていないので、申請するまで止まったまま
  • 少額で何度も申請する。その都度手数料が引かれるので、ある程度ためてから動かすほうが残る
  • 口座情報を入れないまま出品している。売れてから慌てるより、開店のときに済ませておく

料率も振込の条件も、運営側の判断で変わることがあります。

金額を計算に入れて動くときは、BOOTHヘルプセンターでその日の数字を確かめてください。

売れる商品ページに共通する条件

モデルの出来が同じでも、売れる商品ページと素通りされる商品ページがあります。

差が出るのは、たいてい作り込みの量ではありません。

買う人が先に知りたいのは、これを自分の環境で使えるのかという1点だけです。

買う前に確かめたいこと
対応先VRChatなのかclusterなのか。どこで使えるかを最初に書く
中身入っているファイルの一覧。テクスチャや説明書の有無まで
規約改変、再配布、収益化。やっていい範囲を書き切る

3つとも、文章ではなく箇条書きで並べたほうが読まれます。

規約は後回しにされがちですが、いちばん問い合わせが来る場所です。

改変していいか、動画に映していいか、それを使って自分が稼いでいいか。

この3つに先に答えておくと、売ったあとのやりとりがほとんど消えます。

作る側が稼ぐ仕組みそのものについては、UGCとは|メタバースで作る側が稼ぐ仕組みで全体像をまとめています。

BOOTHとclusterストアの違い

アバターやアイテムを売る場所として、clusterの中のストアと迷う人もいます。

この2つは競合ではなく、役割が違います。

売り場としての性格の違い
BOOTH
  • 出店審査がない
  • データを渡して終わる
  • どのサービス向けでも置ける
  • 買った人が自分で取り込む
clusterストア
  • 公開の前に審査がある
  • その場で着られる
  • cluster の中で完結する
  • 取り込みの手間がない

どちらかを選ぶというより、同じ作品を両方に置く人が多い形です。

BOOTHは自由に置ける代わりに、買った人が自分でファイルを取り込む必要があります。

clusterのストアは審査を通る手間がかかる代わりに、買ったその場で着られます。

cluster側の手順はclusterでアイテムを販売する方法|出品の手順と収益の受け取り方【2026年版】に、審査で落ちる理由はclusterストア審査|落ちる理由と対策にまとめてあります。

VRM形式で作ったモデルをclusterで使うところまでは、clusterでオリジナルアバターを使う方法|VRMのアップロード条件と販売までの流れ【2026年版】が近い話をしています。

売れたあとに来る確定申告

売上が積み上がってくると、次に出てくるのが税金の話です。

趣味の延長で始めたものでも、金額が一定を超えると申告が必要になります。

会社員として働きながら副業で得た所得なら年20万円、専業なら基礎控除の範囲を超えたところが、ひとつの目安とされています。

申告に向けてやること
記録BOOTHの売上管理から明細を落とし、月ごとに残しておく
経費制作ソフト、素材、PCの費用。領収書を同じ場所にためる
区分利用料と振込手数料は売上から引かれた額。総額で記録する

見落としやすいのが3番目です。

口座に入った金額だけを売上として記録すると、引かれた利用料が経費として残りません。

プラットフォームごとの考え方はVRChatの収益と確定申告|申告ラインと出し方に、やり方の比較はゲーム収益の確定申告のやり方|自力とソフトと丸投げを比較にまとめています。

よくある質問

BOOTHの出店にお金はかかりますか

かかりません。

ショップを開くことも、商品を並べておくことも無料です。

お金が動くのは売れたときだけで、現時点ではダウンロード商品なら価格の5.6%に45円を足した額が引かれます。

作ったアバターは1つでも売れますか

売れます。

品数の下限はないので、1点だけ置いて様子を見る形でも問題ありません。

ただし買う人は同じ作者の他の作品を見に来るので、数が増えるほど1点あたりが見つかりやすくなります。

VRChat用とcluster用は分けて出すべきですか

形式が違うので、商品ページは分けたほうが親切です。

ひとつにまとめる場合は、どのファイルがどちらの用途かを説明文の先頭で書き切ってください。

対応先が分からない商品は、買う前に候補から外されます。

まとめ

BOOTHでアバターを売るのに、準備らしい準備はいりません。

pixivのアカウントとデータがあれば、今日のうちに並べられます。

気をつける点は2つだけです。

1件ごとに乗る定額の手数料を考えて安売りしすぎないこと。

そして、自動で振り込まれない金額帯があることを知っておくこと。

最初の1本が売れる瞬間は、自分の作ったものが誰かの姿になる瞬間でもあります。

並べるところまで行けば、そこから先は作った数だけ積み上がっていきます。

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