メタバース活用マネタイズメタバースの始め方と稼ぎ方

ホーム / プラットフォーム別ガイド

clusterでアイテムを販売する方法|出品の手順と収益の受け取り方【2026年版】

2026-08-14

clusterで作ったアイテムを売ってみたいけれど、何をどこに出せばいいのか分からない。

そんな方に向けて、clusterで販売できる商品の種類、出品までの手順、収益がVポイントとして手元に入るまでの流れを、2026年8月時点の情報で整理します。

この記事でわかること

  • clusterで販売できる商品は4種類あること
  • アップロードから商品登録までの実際の手順
  • 収益がVポイントに変わり、現金として受け取れるまでの条件
  • 出品前に確認しておきたい禁止事項

clusterで販売できる商品は4種類

clusterで売れる4種類の商品
ユーザーが作って売れるもの
クラフトワールドクラフトの部品
アクセアバターが身につける小物
アバターVRM形式の本体
ワールド課金ワールドの中だけの商品

clusterでは、ユーザーが作ったものをそのままプラットフォーム内で売ることができます。

販売できる商品は大きく4種類に分かれていて、それぞれ作るのに必要なスキルも、買ってもらえる場所も違います。

まず自分がどれを狙うのかをはっきりさせるところから始めます。

クラフトアイテム

ワールドクラフトという、cluster内でワールドを組み立てられる機能で使える部品です。

家具でも建物でも植物でも、置いて使えるものならほぼ何でも対象になります。

買った人は自分のワールドづくりに使うので、単品よりもテーマでまとまったセットのほうが選ばれやすい傾向があります。

ワールドクラフトはモバイル、デスクトップ、VRのすべてに対応しているため、届く相手の数がそもそも多いのが強みです。

アクセサリー

アバターに身につける小物です。

帽子、メガネ、翼、持ち物など、体そのものは変えずに見た目を変えられるので、購入のハードルがいちばん低いジャンルといえます。

ストアでは単品でもパッケージでも売ることができ、すでに持っているアクセサリーがパッケージに含まれている場合はその分が値引きされる仕組みになっています。

購入前に試着できるため、買い手も安心して選べます。

アバター

展示から着替えまでが一本に
1. 展示ワールドに商品ディスプレイを置く
2. 購入来場者がその場で買う
3. 着替えアップロードし直さずすぐ着る

VRM形式のアバター本体です。

単価は他の商品より高くなりますが、そのぶんモデリングの力が要ります。

2024年9月のアップデートで、ワールドやイベントの中に商品ディスプレイアイテムを置いて、その場でアバターを販売できるようになりました。

買った人はVRMファイルを自分でアップロードし直す必要がなく、その場ですぐ着替えられます。

展示から購入、着替えまでが一本の流れでつながったのが大きな変化です。

ワールド内課金

ワールドの中でだけ意味を持つ商品を売る形です。

ゲーム性のあるワールドで機能を解放したり、参加者に特別な体験を渡したりする使い方ができます。

作り込んだワールドを持っている人にとっては、集客と収益を同じ場所で完結させられる選択肢になります。

商品の種類 必要なもの 向いている人
クラフトアイテム 3Dモデル、Unity、Creator Kit 小物や建材を数多く作れる人
アクセサリー 3Dモデル、Unity、Creator Kit まず1つ売ってみたい初心者
アバター VRM形式のモデル、商品登録 キャラクターを作れる人
ワールド内課金 ワールド、Creator Kit 人が集まるワールドを持つ人

出品までの手順は大きく4ステップ

出品までの4ステップ
1. 作る軽さを優先して3Dモデルを用意
2. 上げるCreator Kitでアップロード
3. 登録価格を付けて確認を待つ
4. 売り場展示ワールドを作る

種類は違っても、出品の流れはおおむね共通しています。

作る、上げる、登録する、売り場を作る、の4つです。

1. 3Dモデルを用意する

BlenderなどでモデリングしたものをUnityに読み込みます。

ここでいちばん大事なのは、見た目を作り込むことより、軽くすることです。

clusterはスマホからの参加者がとても多いプラットフォームなので、ポリゴン数やテクスチャサイズが重いアイテムは、置いた瞬間にワールドの動作を重くしてしまいます。

買った人のワールドで嫌われるアイテムは、次の購入につながりません。

2. Creator Kitでアップロードする

Unityに Cluster Creator Kit を入れて、対象のオブジェクトにItemコンポーネントを付けてprefab化し、メニューからアップロードを実行します。

この段階ではまだ商品ではなく、自分のアイテムとしてclusterに登録された状態です。

ここでいったんcluster内に入り、実際に置いてみて、サイズ感やスケールがおかしくないかを自分の目で確認しておくと後戻りが減ります。

3. 商品登録して確認を待つ

アップロードしたものを商品として登録し、価格を設定します。

登録した内容はcluster側で確認され、著作権上の問題がないかなどがチェックされたうえで公開になります。

他社のキャラクターやロゴ、購入した素材の再配布にあたるものは、ここで止まると考えておいてください。

自分で作ったもの、もしくは商用利用と再配布が許諾されている素材だけを使うのが鉄則です。

4. 売り場を作る

棚と店舗の違い
作品を並べた棚
  • ストアに並べて終わり
  • 使い道が浮かばない
歩いて楽しい店舗
  • 世界観をそろえる
  • 写真を撮りたくなる場所を置く

ストアに並べるだけで終わりにしないほうが結果は変わります。

特にアバターは、展示ワールドを作って商品ディスプレイアイテムを置き、その場で買って着替えられる状態にするのが今の主流です。

ワールドのサムネイル、説明文、世界観の統一、写真を撮りたくなるスポットの設置まで含めて、ひとつの店舗として設計します。

作品を並べた棚ではなく、来た人が楽しく歩ける場所にするイメージです。

収益はVポイントとして受け取る

売上が現金になるまで
1. 購入クラスターコインで買われる
2. 還元Vポイントとして入る
3. 申請10,000ポイントから払い出し
4. 着金20日締めで翌月末に支払い

料率や条件は公式ヘルプで最新を確認する

clusterの購入は、クラスターコインという専用の通貨で行われます。

売れたときにクリエイター側へ入るのはこのコインではなく、Vポイントという別のポイントです。

クラフトアイテムやアクセサリーが購入された場合、販売価格の50パーセントが収益としてVポイントで還元される、という説明が長く共有されています。

ただし料率や条件はプラットフォーム側の判断で変わることがあるため、出品する前に必ず公式のヘルプセンターで最新の条件を確認してください。

払い出しの条件

貯まったVポイントは、1ポイントを1円として払い出し申請ができます。

申請できるのは10,000ポイント以上に達してからで、毎月20日締めで集計され、支払いは申請した月の翌月末になります。

つまり、売れてすぐに現金が入るわけではなく、1万円分の売上に届いてから、さらに1か月以上先に着金する流れです。

副業として考えるなら、この時間差は最初に頭に入れておいたほうがいいところです。

最初の1万ポイントをどう超えるか

1万ポイントへの2つの道
1商品で狙う
  • 500円の商品を40個
  • 会心作に頼る
10種類で狙う
  • 1商品あたり4個
  • 継続して増やす

500円で50パーセント還元なら1個250ポイントの計算

500円のアイテムで50パーセント還元なら1個あたり250ポイントなので、10,000ポイントには40個の販売が必要になります。

1商品で40個を売り切るのは簡単ではありませんが、10種類出していれば1商品あたり4個で届きます。

単発の会心作より、そこそこの品質のものを継続的に増やしていくほうが先に到達しやすいのが実感に近いところです。

出品数はそのまま、自分の商品が誰かの目に触れる回数になります。

出品前に確認しておきたい禁止事項

clusterにはワールド内課金商品のガイドラインがあり、売ってはいけないものが明記されています。

アカウントの販売、ギャンブルに関わるもの、現実のお金とのやり取りを持ち込む仕組みなどは禁止されています。

プラットフォームの外へ決済を誘導する形も同様に危険です。

せっかく作ったものが公開されないだけでなく、アカウント自体を失えば積み上げた実績もまとめて消えます。

ガイドラインは出品前に一度、自分の目で通して読んでおく価値があります。

ストアに置くだけでは売れない理由

ストアに置くだけでは売れない理由
思われがちな姿
  • 検索して探しに来る場所
  • 良いものなら見つかる
実際の姿
  • 遊ぶ途中で出会う場所
  • 人がいる場所に置くと売れる

売っている人ほど展示ワールドを作りイベントに出ている

出品まで終えた人がつまずくのが、登録したのに動きがないという段階です。

理由ははっきりしていて、clusterのストアは検索して探しに来る場所というより、遊んでいる途中で出会う場所だからです。

ユーザーはワールドで遊び、イベントに参加し、その流れの中で欲しいものに気づきます。

つまり、商品そのものより先に、それが置かれている体験のほうが人を連れてきます。

だから、売っている人ほどワールドを作っています。

アバターなら展示ワールド、クラフトアイテムなら実際にそのアイテムで組んだ完成例のワールド。

買う側は、完成した景色を見て初めて、自分がそれをどう使うかを想像できます。

部品の一覧を見せられても、使い道が浮かばないものにはお金を出しません。

もうひとつ効くのがイベントです。

clusterはイベント文化が濃いプラットフォームで、人が集まる場に自分の作ったものを置くと、そこから店に流れてきます。

作ることと同じくらい、人がいる場所に置くことが売上を決めます。

ここはSNSでの発信と同じ構造で、良いものを作れば見つかるという前提は、残念ながら成り立ちません。

まとめ

clusterでのアイテム販売は、モデリングができれば誰でも入り口に立てる一方で、収益が現金として動き出すまでには一定の販売数と時間が必要です。

だからこそ、最初の1つを出すまでの速さと、そのあと出し続けられるかどうかで差がつきます。

まずは軽くて使いやすいアクセサリーを1つ、実際に商品登録するところまで進めてみてください。

手順を一度通しておけば、2つ目からは制作そのものに集中できます。

よくある質問

Q. clusterでの販売にUnityは必須ですか

A. クラフトアイテムやアクセサリーをアップロードする手順ではUnityとCluster Creator Kitを使います。

3Dモデル自体は他のソフトで作っても構いませんが、clusterへ登録する工程でUnityを経由することになります。

Q. 売上はいくらから現金にできますか

A. Vポイントが10,000ポイント以上になると払い出し申請ができます。

1ポイントは1円換算です。

毎月20日締めで集計され、支払いは申請した月の翌月末になります。

Q. 買ってきた3Dモデルを販売してもいいですか

A. 素材の利用規約次第です。

商用利用と再配布が明確に許可されているものだけが対象になります。

他者のキャラクターやロゴを含むもの、再配布が禁止されている素材は、商品登録の確認段階で公開されません。

LINEでお問い合わせ