Decentralandで稼ぐには|NFT収益化の基本
Decentralandは、土地の区画(LAND)をNFTとして所有できるブロックチェーン基盤のメタバースです。
稼ぐ方法は大きく、LANDを使った空間運営、ウェアラブル(アバター用アイテム)の制作販売、イベント運営の3つに分かれます。
ただし、clusterやRobloxと違って暗号資産ウォレットの準備が前提になるため、始めるまでのハードルはやや高めです。
この記事では、Decentralandの仕組みと稼ぐ方法、始め方の手順、価格変動などの注意点を整理します。
この記事でわかること
- LANDとMANAという2つの資産の役割
- Decentralandで稼ぐ3つの方法
- 始め方の手順と、始める前に知っておきたい注意点
Decentralandとは
Decentralandは、2020年にサービスが始まった、イーサリアムのブロックチェーン上に構築されたメタバースです。
最大の特徴は、土地の区画であるLANDや、アバターが身につけるウェアラブルが、NFT(代替のきかないデジタルの所有証明)として扱われる点です。
運営は特定の一社が中央集権的に行うのではなく、Decentraland DAOと呼ばれる参加者による投票の仕組みに、開発を支援するDecentraland Foundationが関わる体制に移行しています。
DAOとは、会社の経営陣ではなく参加者の投票で運営方針を決める仕組みのことです。
この仕組みにより、LANDやMANAを持つユーザー自身が、今後の機能追加や予算の使い道に意見を反映できる建て付けになっています。
稼ぐ土台になる2つの資産
Decentralandで稼ぐ前に、土台となる2つの資産を押さえておく必要があります。
- 土地の区画のNFT
- 空間を作って人を集める
- 他のユーザーや企業に貸す
- 中で使う基軸の暗号資産
- LAND購入やアイテム売買に使う
- 取引所で日本円などに交換
どちらも価格は市場の状況で大きく変わる
LAND(土地)
LANDは、Decentraland内の土地の区画をNFTとして所有できる仕組みです。
自分のLANDにゲームやイベント会場を作って人を集めたり、他のユーザーや企業に貸し出したりすることで収益化を狙います。
企業がプロモーション用の土地として活用した事例も過去に報じられていますが、土地の資産価値は市場の状況で大きく変わるため、購入価格が将来も維持される保証はありません。
MANA(通貨)
MANAは、Decentraland内で使われる基軸の暗号資産です。
LANDの購入やウェアラブルの売買には、このMANAを使います。
MANAはイーサリアム上のトークンなので、対応する暗号資産取引所を通じて日本円などに交換する必要があります。
現時点では、暗号資産全般に言えることですが、MANAの価格は短期間で大きく変動することがあるため、保有額が常に一定の価値を持つわけではありません。
Decentralandで稼ぐ3つの方法
1. LANDを使った空間・体験の運営
自分のLANDにゲームや展示スペースを作り、来場者を集める方法です。
広告掲載や、企業からの土地レンタル依頼を受けることで収益につなげます。
2. ウェアラブル・NFTアイテムの制作販売
アバターが身につける衣装やアクセサリーを制作し、マーケットプレイスで販売する方法です。
3Dモデリングの基礎知識があれば挑戦しやすく、公式の制作ツールを使って作品を仕上げます。
3. イベント運営と協賛収益
音楽ライブやカンファレンスなどのイベントを自分のLANDで企画し、協賛や来場者からの支援を収益源にする方法です。
Decentralandでは、企業や団体がイベント会場としてLANDを活用してきた実績が報じられています。
始め方の手順
STEP1 暗号資産ウォレットを用意する
MetaMaskなどの暗号資産ウォレットを作成します。
初めての方はMetaMaskの設定方法ガイドを参考にしてください。
STEP2 取引所でMANAを用意する
国内外の暗号資産取引所で、MANAまたはイーサリアムを購入し、ウォレットに移します。
STEP3 アバターを作って入場する
公式サイトからアカウントを作り、アバターを設定してDecentralandに入場します。
NFTやブロックチェーンの仕組み自体が初めての方は、ブロックチェーンとはやNFTの始め方完全ガイドを先に読んでおくと理解しやすくなります。
STEP4 LANDの購入・レンタルか、無料の活動から始める
いきなりLANDを買わなくても、公開されている空間を見て回ることは無料でできます。
収益化を目指す段階になったら、LANDの購入やレンタル、ウェアラブルの制作に進みます。
稼ぐ前に知っておきたい注意点
- LANDやMANAは価格変動が大きく、購入時の金額が将来も維持される保証はありません。
- ウォレットの開設や暗号資産の購入が前提になるため、他のメタバースより参入のハードルが高めです。
- 2021年から2022年ごろに企業参入や高額なLAND取引が話題になりましたが、その後は利用者数の伸び悩みが度々指摘されています。
- 現時点では、日本の税制上、暗号資産の売却益や交換で得た利益は雑所得として課税対象になる場合があります。詳しい取り扱いは税務署や専門家に確認してください。
他のメタバースとの違い
すぐに日本語だけで無料から収益化を試したい場合は、暗号資産の知識が前提になるDecentralandより、clusterで稼ぐ方法の方が始めやすいはずです。
ゲーム制作を軸に世界規模の市場を狙いたい場合は、ロブロックスで稼ぐ方法やVRChatとRobloxどっちで稼ぐもあわせて確認してみてください。
Decentralandは、NFTや暗号資産そのものに関心がある人に向いた選択肢だと言えます。
よくある質問
Decentralandは無料で始められますか
アカウント作成やアバターでの散策など、体験の一部は無料の範囲で楽しめます。
ただし、LANDの購入やウェアラブルの売買には暗号資産のMANAが必要です。
Decentralandでどれくらい稼げますか
収益は活動内容や市場の状況で大きく変わり、一定額を保証するものではありません。
公開されている収益の実績数字も変動が大きいため、この記事では紹介していません。
日本語だけで利用できますか
現時点では、公式サイトやコミュニティの多くが英語中心で運営されています。
日本語の情報は限定的なので、英語のドキュメントを読む場面も出てくることを想定しておきましょう。
まとめ
Decentralandで稼ぐ方法は、LANDを使った空間運営、ウェアラブルの制作販売、イベント運営の3つに整理できます。
いずれも暗号資産ウォレットの用意が前提になるため、まずはMetaMaskの準備から始めることになります。
価格変動や税制など注意点も多いプラットフォームなので、公式情報を確認しながら、無料でできる範囲から少しずつ試してみてください。
