Fortnite UEFNの稼ぎ方と収益化の条件
Fortniteのクリエイティブモードや、その開発ツールであるUEFN(Unreal Editor for Fortnite)で作ったアイランドは、Epic Gamesからの分配金で収益化できます。
ただし仕組みはYouTubeの再生回数収益とは違い、毎月の分配プールを他のクリエイターと取り合う形です。
この記事では、収益化の仕組みと、公開までに満たす必要がある条件を整理します。
この記事でわかること
- エンゲージメントペイアウトという分配の仕組み
- 支払いを受け取るまでの条件(100ドルのしきい値と12か月ルール)
- UEFNでアイランドを公開するために必要な条件
UEFNとFortnite Creativeの関係
UEFNは、Epic Gamesが2023年に公開した無料の開発ツールで、Fortnite内で遊べるオリジナルのアイランド(マップ)をUnreal Engineベースの環境で作れます。
従来からあるFortnite Creativeの簡易編集モードより自由度が高く、独自のゲームルールや見た目を組み込めるのが特徴です。
作ったアイランドはFortnite上で誰でも遊べる形で公開でき、そこにプレイヤーが集まるほど収益化のチャンスが広がります。
収益化の柱はエンゲージメントペイアウト
12か月連続で100ドルに届かないと残高はリセット
UEFNクリエイターが収益を得る中心的な仕組みが、Epic Gamesの公式ドキュメントで説明されているエンゲージメントペイアウトです。
動画の広告収益のような固定レートではなく、Fortnite全体の売上の一部を、アイランドが集めたエンゲージメント(プレイ時間や参加度合い)に応じて分け合う仕組みになっています。
分配プールの作られ方
Epic Gamesは、アイテムショップなどFortniteの実売上の一部を毎月の分配プールに積み立てています。
Epicの公式ドキュメントによると、対象となる純売上の40%がこのプールに入り、加えてスポンサー広告枠(Sponsored Row)の売上の50%も上乗せされます。
プールの大きさはその月のFortnite全体の売上で変わるため、1プレイあたりの単価のような固定額は存在しません。
自分のアイランドの取り分は、対象になっている他の全アイランド(Epic自身のバトルロイヤルモードを含む)との相対的なエンゲージメントで決まります。
支払いの条件
支払いを受け取るには、まず累計で100ドル分の残高がたまる必要があります。
100ドルに届かない場合、残高は消えずに繰り越されますが、12か月連続で届かないとその時点でリセットされます。
エンゲージメントは暦月単位で集計され、対象月の支払いはその月が終わってから30日後に行われるとされています。
公開までに満たす条件
アイランドを公開して収益化の対象にするには、事前にいくつかの条件を満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 18歳以上であること |
| アカウントのセキュリティ | Epicアカウントで2段階認証(2FA)を有効にしていること |
| アカウントの継続性 | Fortniteアカウントを連携させて30日以上経過していること |
| 制作の実績 | UEFNまたはCreativeで7日以上、実際に編集作業をしていること |
これらを満たしたうえで、公開はUEFNの画面から直接ではなく、Fortnite Developer Programに登録して使えるようになるクリエイターポータル(Creator Portal)を通じて行います。
登録の過程でクリエイターコードの設定や税務に関する質問への回答、Hyperwallet経由での振込先口座の登録が必要です。
UEFN側では、プロジェクトメニューからCreator Portalへ公開データを送る操作までを行います。
エンゲージメントペイアウト以外の収益源
エンゲージメントペイアウトはあくまで柱の一つで、アイランド内で有料アイテムを販売する島内課金(in-island transactions)という収益源もあります。
海外の集計記事では、すでに3,000を超えるアイランドがエンゲージメントペイアウトより島内課金の方で多く稼いでいると報じられています。
人気が出たアイランドほど、分配プールに頼らない収益の選択肢が増えていく形です。
この記事に出てきたもの
他のプラットフォームとの違い
- Fortnite(UEFN)
- 月ごとのプールを相対評価で分ける
- 金額を見積もりにくい
- Roblox、Minecraft、VRChat
- アイテムの個別販売が土台
同じ収益化でも、プラットフォームによって仕組みの性格はかなり違います。
| プラットフォーム | 収益化の性格 |
|---|---|
| Fortnite(UEFN) | 月ごとの分配プールを他のアイランドと取り合う相対評価型 |
| Roblox | Robuxという仮想通貨での個別売買が土台にある |
| Minecraft | 公式マーケットプレイスでの個別販売が中心 |
| VRChat | BOOTHでの個別販売とCreator Economyの併用 |
Fortniteのアイランドは、いわば自分が作った空間で遊んでもらうUGC(ユーザーが作ったコンテンツ)にあたります。
RobloxやMinecraftのように個別のアイテム単価を積み上げていく形ではなく、プールの取り合いという性格が強いため、稼げる金額を事前に見積もりにくい点は理解しておく必要があります。
始める前に知っておきたい注意点
- 分配プールの取り合いなので、他のクリエイターの人気アイランドが増えるほど自分の取り分は相対的に下がる可能性があります
- UEFNの操作にはUnreal Engineに近い知識が必要で、Fortnite Creativeの簡易編集より学習コストが高めです
- 公開審査や規約は随時更新されるため、最新のルールはCreator Portalや公式ドキュメントで確認する必要があります
- 税務や振込の手続きはHyperwallet経由の国際送金になるため、日本から利用する場合は入金までの流れを事前に確認しておくと安心です
よくある質問
UEFNは無料で使えますか
はい。
UEFN自体のダウンロードと利用は無料です。
ただし公開して収益化の対象になるには、本文で紹介した年齢やアカウントの条件を満たす必要があります。
エンゲージメントペイアウトの金額はどれくらいですか
固定のレートがないため、事前に金額を約束することはできません。
Fortnite全体の売上規模とその月の他のアイランドとの相対的なエンゲージメントで変わるため、目安がほしい場合はEpic Gamesの公式ドキュメントで公開されている試算ツールを確認してください。
日本から収益を受け取ることはできますか
Hyperwallet経由での振込に対応していれば受け取り自体は可能です。
登録手続きや税務書類の扱いは変わる可能性があるため、実際に登録する際はCreator Portal内の最新の案内を確認してください。
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まとめ
Fortnite UEFNの収益化は、月ごとの分配プールを他のアイランドと取り合うエンゲージメントペイアウトが中心で、再生数に応じた固定単価はありません。
公開までには18歳以上であることや2段階認証、一定期間の編集実績など複数の条件があり、収益の受け取りには100ドルのしきい値と12か月ルールも関わってきます。
RobloxやMinecraftのような個別販売型とは性格が違う仕組みなので、まずは無料のUEFNで小さく作って条件を満たすところから始めるのが現実的です。
