セカンドライフで稼ぐ方法|リンデンドルの仕組みと換金
セカンドライフでお金を稼ぐ基本の流れは、土地の賃貸やマーケットプレイスでの販売でリンデンドル(L$)を得て、LindeXという公式の取引所で米ドルに交換するというものです。
そこから先は、Second Lifeの決済を担うTiliaという会社を通じて、実際の銀行口座やPayPalに出金します。
この記事では、セカンドライフで稼ぐ主な方法と、L$を現金に換えるまでの仕組み、Premium会員が受け取れるスタイペンド(配当)について整理します。
この記事でわかること
- セカンドライフで稼ぐ主な方法
- L$をLindeXで売却し、Tilia経由で現金化する手順
- Premium会員が受け取れる週次スタイペンドの額
セカンドライフで稼ぐ主な方法
セカンドライフの中でL$を得る方法は、大きく分けて土地に関わるものと、ものづくりに関わるものの2種類があります。
土地の賃貸・転貸
土地を購入または借りて、店舗やイベント会場として他のレジデント(利用者)に貸し出す方法です。
まとまった広さの土地を確保し、区画を分けて転貸することで、毎週または毎月の賃料をL$で受け取る仕組みを作っている人もいます。
マーケットプレイスでのアイテム販売
アバターの衣装やアクセサリー、家具、建物のパーツなどを自作し、セカンドライフのマーケットプレイスやワールド内のショップで販売する方法です。
3Dモデリングやテクスチャ制作のスキルがある人にとって、いちばん再現性の高い収益源になっています。
ツール・スクリプトの制作
セカンドライフ内で使われるLSL(Linden Scripting Language)を使って、ベンダーシステムや来場者カウンター、ミニゲームなどの仕組みを作り、他のクリエイターや店舗経営者に販売する方法もあります。
直接プレイヤーに売る商品づくりとは違い、他のビジネスの裏側を支える形で稼ぐルートです。
稼いだL$をお金に換える仕組み
ワールド内で得たL$は、そのままでは現実のお金ではありません。
現金化するには、LindeXという公式の取引所を経由する必要があります。
LindeXでL$を売却する
LindeXは、Linden Labが運営するL$の公式取引所です。
PayPalやクレジットカードなど支払い方法をアカウントに登録しておくことで、L$の売却注文を出せるようになります。
買い注文はほぼ即時に成立しますが、売り注文は他のレジデントが買うタイミング次第のため、成立までに時間がかかることがあります。
- ほぼ即時に成立する
- 他のレジデントが買うタイミング次第
- 成立まで時間がかかることがある
Tilia経由での出金
LindeXでL$を売却した代金は、いったんセカンドライフのアカウント残高(米ドル建て)として積み上がります。
この残高をワールド内の利用料に充てずに現金として受け取りたい場合は、決済を担うTiliaの画面から、PayPalなどの受け取り先に出金申請をします。
Tiliaは資金移動業者として登録されたLinden Labの子会社で、セカンドライフの中のお金の流れを法律の枠組みに乗せて扱っています。
Premium会員の週次スタイペンド
セカンドライフには、有料のPremium会員向けに、毎週火曜日にL$が配られるスタイペンドという制度があります。
会員ランクによって金額が変わり、公式のサポート情報では次のように案内されています。
| 会員ランク | 週次スタイペンド |
|---|---|
| Plus | L$150 |
| Premium | L$300 |
| Premium Plus | L$650 |
加えて、加入から45日間継続すると、Premiumは一度きりL$1000、Premium Plusは一度きりL$3000の登録ボーナスが支給されます。
スタイペンドはそれ自体が大きな収入にはなりませんが、土地を借りたり広告を出したりする際の元手として、活動を続けやすくする役割を持っています。
始める前に知っておきたい注意点
- L$と米ドルの交換レートは市場の需給で変動するため、常に一定の金額を保証するものではありません
- 売り注文は即時に成立するとは限らず、現金化までに時間がかかる場合があります
- マーケットプレイスでの販売は競合が多く、収入が安定するまでには相応の期間がかかります
- 出金や税務の手続きはTiliaや各国の制度に左右されるため、実際に始める前に公式サポートの最新情報を確認しておくと安心です
他のメタバースとの収益構造の違い
同じ稼ぐ仕組みでも、プラットフォームによって性格が異なります。
| プラットフォーム | 収益化の性格 |
|---|---|
| セカンドライフ | 土地とアイテム販売が中心。運営とレジデント間の公式取引所で現金化 |
| cluster | アイテム販売とイベント、投げ銭(Vギフト)の組み合わせ |
| VRChat | BOOTHでの個別販売とCreator Economyの併用 |
セカンドライフは2003年のサービス開始から続く仕組みのため、土地という不動産的な資産を軸にする点が、後発のメタバースとの大きな違いです。
よくある質問
セカンドライフで稼いだお金は日本円で受け取れますか
LindeXでL$を米ドルに交換したあと、Tiliaの出金機能を使ってPayPalなどに送金できます。
そこから先の日本円への両替は、利用する送金先や金融機関の仕組みに沿って行うことになります。
無料会員でも稼ぐことはできますか
できます。
スタイペンドはPremium以上の会員向けの制度ですが、アイテム販売やスクリプト販売などの活動自体は無料アカウントでも可能です。
L$の交換レートはどれくらいですか
LindeXでの取引によって変動する市場レートのため、この記事では固定の数値は案内しません。
最新のレートは、ログイン後にLindeXの画面で確認できます。
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セカンドライフを運営する会社について知りたい場合はLinden Lab(リンデンラボ)とはにまとめています。
サービス全体の現在の姿はセカンドライフは今どうなった?で解説しています。
日本語環境で稼ぎやすいプラットフォームを比較したい場合はclusterで稼ぐ方法やclusterの収益と確定申告もあわせてご覧ください。
仮想空間の中のお金の仕組み全体を知りたい人はメタバースと仮想通貨の関係を参考にしてください。
まとめ
セカンドライフで稼ぐ基本の流れは、土地の賃貸やマーケットプレイスでの販売でL$を得て、LindeXで米ドルに交換し、Tilia経由で出金するというものです。
Premium会員には毎週L$150から650のスタイペンドが用意されていますが、それ自体が主な収入源というより、活動を続けるための元手に近い制度です。
交換レートは変動制で、現金化までに時間がかかることもあるため、まずは無料の範囲でものづくりや土地の使い方を試しながら、公式サポートの最新情報を確認して進めるのが現実的です。
