ボクセルとは|四角い3D表現の仕組み
ボクセルとは、立体を小さな立方体のマス目の集まりとして表す方式です。
マインクラフトの見た目を思い浮かべると分かりやすいと思います。
この記事ではポリゴンとの違い、メタバースでよく使われる理由、そして無料で始める方法までまとめます。
この記事でわかること
- ボクセルの仕組みと、ポリゴンとの違い
- メタバースでボクセルが選ばれる理由
- 無料で始められるソフト
- 作りはじめるときの順番
ボクセルとは何か
ボクセルは volume(体積)と pixel(画素)を合わせた言葉です。
平面の絵が四角い画素の集まりでできているように、立体を小さな立方体の集まりで表します。
1マスごとに色を持たせるので、絵を描く感覚に近い作り方になります。
ポリゴンとの違い
| ボクセル | ポリゴン | |
|---|---|---|
| 形の作り方 | マス目にブロックを置く | 点をつないで面を張る |
| 得意な形 | 四角い建物、道具、キャラ | 曲面、人体、布 |
| 編集のしやすさ | 置く・消すだけで直せる | 面や点の管理が必要 |
| 壊す表現 | 得意(1マス単位で消せる) | 苦手(作り込みが必要) |
| 学習の負担 | 小さい | 大きい |
形の自由度ではポリゴンが上ですが、覚えることが多くなります。
ボクセルは表現の幅が狭いかわりに、作りはじめてから形になるまでが速いのが利点です。
メタバースで使われる理由
理由は3つあります。
1つめは軽さです。
マス目の情報だけで形が決まるため、データが小さくなり、多人数が同時に入る空間でも動きます。
2つめは編集のしやすさです。
参加者が自分の手で置いたり壊したりできるので、UGCとはで書いたような、参加者が作る文化と相性がよくなります。
clusterのワールドの作り方のワールドクラフトも、この考え方に近い操作です。
3つめは見た目の統一です。
誰が作っても同じマス目に乗るため、複数人が作った建物が並んでも世界観が崩れません。
マインクラフトの街が個人の作品の集まりでも一続きに見えるのは、この性質のおかげです。
始め方
MagicaVoxelのような無料のソフトがあり、マス目にブロックを置いていく操作だけで形になります。
絵が苦手でも取り組みやすいのが、この方式の入り口としての強みです。
順番としては、最初に小さな道具を1つ作るのがおすすめです。
剣、椅子、木の1本など、16マス角ほどの小さなものから始めると完成まで届きます。
いきなり城や街を作ろうとすると、たいてい途中で止まります。
慣れてきたら色数を絞ると、まとまって見えるようになります。
作ったものを遊び場として使いたい場合は、マインクラフトで稼ぐ方法まとめやRoblox Studioとはのように、公開して収益につなげる道もあります。
よくある質問
Q. ボクセルとポリゴンはどちらが優れていますか
目的が違うので優劣はありません。
ボクセルは作りやすく壊しやすい、ポリゴンは自由な形を細かく作れる、という違いです。
Q. ボクセルアートを始めるには何が必要ですか
MagicaVoxelのような無料のソフトがあります。
マス目にブロックを置いていく操作なので、絵が苦手でも形にしやすいのが利点です。
Q. マインクラフトはボクセルゲームですか
見た目はボクセルの代表格ですが、内部では厳密なボクセル方式ではない部分もあります。
ボクセル的な表現のゲームと考えるのが実態に近いです。
まとめ
ボクセルは、立体を立方体のマス目で表す方式です。
ポリゴンより表現の幅は狭いものの、軽くて編集しやすく、誰が作っても世界観が揃うという利点があります。
メタバースで参加者が作る文化と相性がよいのはこのためです。
無料のソフトで小さな道具を1つ作るところから、気軽に始められます。
