NAVER Zとは|ZEPETO運営会社の会社概要
この記事でわかること
- NAVER Zがどんな会社か
- ZEPETOのサービス開始から現在までの沿革
- 公開情報でわかる直近の経営状況
NAVER Zは、アバターメタバースアプリ「ZEPETO(ゼペット)」を開発・運営する韓国の会社です。
韓国大手IT企業NAVER Corporationの関連会社として、2020年5月に設立されました。
この記事では、NAVER Zの基本情報と沿革、そして公開情報からわかる直近の経営状況を整理します。
NAVER Zの基本情報
まず、会社としての基本情報を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | NAVER Z Corporation(韓国法人) |
| 設立 | 2020年5月 |
| 本社所在地 | 韓国 京畿道城南市盆唐区(グリーンファクトリー内) |
| 代表者 | キム・デウク/キム・チャンウク(共同代表) |
| 親会社 | NAVER Corporation(韓国の大手IT企業) |
| 拠点 | 韓国本社のほか、アメリカ・ロサンゼルス、日本・東京にも拠点を持つ |
| 主要サービス | アバターメタバースアプリ「ZEPETO」 |
| 事業内容 | メタバースプラットフォームの開発・運営 |
公式サイトによると、ZEPETOは世界200以上の国と地域で使われており、月間アクティブユーザー数(MAU)は4,900万人超とされています。
日本国内向けにはNAVER Z Japan株式会社が展開を担っています。
沿革
NAVER Zとその母体となったZEPETOのこれまでの歩みを、確認できる範囲で整理します。
- 約214億円を調達
- ユニコーン企業に
- 年俸凍結を通知と報道
- 2025年12月期の赤字が判明
- 2018年8月 NAVER傘下でZEPETOのサービスが開始
- 2020年5月 ZEPETO事業を独立させる形でNAVER Z Corporationが設立
- 2021年12月 ソフトバンク・ビジョン・ファンドやHYBEなどから1億9,000万ドル(約214億円)を調達したと報じられ、ユニコーン企業(企業価値10億ドル超の未上場企業)となる
- アメリカ・ロサンゼルス、日本・東京などにも拠点を拡大
- 2026年7月 2025年12月期の経営状況が報道により明らかになり、役員・従業員への年俸凍結を通知したと報じられる
いまのNAVER Z
公開情報から確認できる直近の決算は2025年12月期です。
AFP(KOREA WAVE)2026年7月19日の報道による
2026年7月19日のAFP(KOREA WAVE)の報道によると、2025年12月期の売上高は549億ウォン(約60億円)だった一方、営業損失457億ウォン(約50億円)、純損失772億ウォン(約85億円)を計上したとされています。
さらに2,772億ウォン(約305億円)の債務超過状態にあり、親会社NAVERから40億ウォン(約4.4億円)を借り入れて運営資金に充てていると報じられています。
この経営状況を受けて、役員・従業員への年俸凍結を通知したと報じられています。
- 債務超過
- 親会社から借り入れ
- 年俸凍結
- サービスは継続
- 終了の発表はなし
一方でZEPETOのサービス自体は継続しており、現時点でサービス終了の発表は確認できていません。
最新の会社の状況は、公式サイトやニュースリリースで随時確認できます。
NAVER Zをもっと知るための関連記事
NAVER Zという運営会社を知ったところで、経営状況の背景や他のメタバース運営会社についても気になる人は多いはずです。
ZEPETOの年俸凍結の経緯と、そこから読み取れる個人の立ち回り方はZEPETOの運営会社が年俸凍結!メタバース企業の苦境から読み解く個人の生存戦略で詳しく解説しています。
他のメタバース運営会社についてはクラスター株式会社とは、Roblox Corporationとはもあわせてご覧ください。
セカンドライフを運営するLinden LabについてはLinden Lab(リンデンラボ)とはで解説しています。
よくある質問
NAVER Zはどんな会社ですか
アバターメタバースアプリ「ZEPETO」を開発・運営する韓国の会社です。
韓国大手IT企業NAVER Corporationの関連会社として、2020年5月に設立されました。
NAVER ZとZEPETOの関係は何ですか
ZEPETOはNAVER Zが運営するメタバースアプリの名称です。
2018年8月にNAVER傘下でサービスが始まり、2020年5月に事業がNAVER Z Corporationとして独立しました。
NAVER Zの経営状況はどうなっていますか
2026年7月の報道によると、2025年12月期は純損失772億ウォン(約85億円)、債務超過2,772億ウォン(約305億円)だったとされています。
この状況を受けて役員・従業員への年俸凍結を通知したと報じられていますが、サービス自体は継続しています。
出典
この記事の会社概要・資金調達・決算の情報は、次の情報をもとにしています。
- 会社概要(NAVER Z公式サイト)
- 韓国メタバース市場が低迷 「ゼペット」運営会社が給与凍結(AFPBB News/KOREA WAVE、2026年7月19日)
- ソフトバンクらからの資金調達について(THE BRIDGE)
まとめ
NAVER Zは、2020年5月に設立された、メタバースアプリ「ZEPETO」の運営会社です。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドなどから約214億円を調達しユニコーン企業となった一方、2025年12月期は純損失772億ウォン(円換算約85億円)、債務超過約305億円という経営状況が報じられています。
それでもZEPETOのサービスは継続しており、世界4,900万人超のMAUを抱えるアプリとして運営が続いています。
会社の状況を踏まえたうえで、ZEPETOをめぐる背景や他の運営会社の詳しい中身は関連記事もあわせて確認してみてください。
