メタバース活用マネタイズメタバースの始め方と稼ぎ方

ホーム / メタバース入門

フォトグラメトリとは|写真から3Dを作る方法

2026-08-29

フォトグラメトリとは、対象をいろいろな角度から撮った複数の写真をもとに、立体のデータを作る技術です。

実在する物や場所をそのままメタバースに持ち込みたいときに使われます。

この記事では仕組みと必要な機材、撮り方のコツ、そして持ち込むときにつまずきやすい点をまとめます。

この記事でわかること

  • フォトグラメトリの仕組み
  • スマホだけで始める方法
  • 失敗しにくい撮り方のコツ
  • メタバースで使うときの注意点

フォトグラメトリとは何か

語源は写真と測量を組み合わせた言葉で、もとは航空写真から地形図を作る測量の技術です。

同じ対象を少しずつ角度をずらして撮ると、写真ごとに見え方が変わります。

この差から、ソフトが各点の奥行きを計算し、点の集まりを立体の面に変換します。

写真が立体になるまで
1. 撮る角度を少しずつずらして撮る
2. 計算見え方の差から奥行きを出す
3. 面にする点の集まりを立体の面に変換

3Dモデリングとの違い

3Dモデリングとフォトグラメトリ
3Dモデリング
  • ゼロから形を作る
  • 架空のキャラや建物も作れる
フォトグラメトリ
  • 実物を写して取り込む
  • 速く、質感も自然
  • 実在する物にしか使えない

ゼロから形を作るのが3Dモデリングで、実物を写して形を取り込むのがフォトグラメトリです。

実在する神社や商店街、手作りの品物などを再現したい場合、一から作るより写したほうが速く、質感も自然になります。

逆に架空のキャラクターや建物には使えません。

必要なもの

手段 必要なもの 向いている対象
スマホのアプリ スマホ1台 小物、置物、料理
スマホ+PCソフト スマホとPC 家具、彫像、部屋の一角
一眼カメラ+PCソフト カメラ、三脚、PC 建物、屋外の空間

最初はスマホだけで十分です。

手のひらに乗る大きさの物を1つ選んで、ぐるりと撮ってみるところから始めると感覚がつかめます。

撮り方のコツ

うまくいかない原因はだいたい決まっています。

次の4つを守るだけで成功率が大きく変わります。

撮影で外せない4つの条件
重なり隣の写真と7割ほど重ねる
光曇りの屋外か影の出にくい室内
動き対象は止めて自分が歩いて回る
素材光る物と透明な物は避ける

まず、隣り合う写真が7割ほど重なるように撮ります。

角度を大きく飛ばすと、ソフトが同じ点だと認識できません。

次に、光を一定に保ちます。

曇りの日の屋外や、影の出にくい室内が向いています。

直射日光は影が濃く出るため苦手です。

3つめは、対象を動かさないことです。

回転台に乗せて自分が止まったまま回すやり方は、背景が動かないぶん失敗しやすくなります。

自分が歩いて回るほうが安定します。

4つめは、つるつる光る物と透明な物を避けることです。

ガラスや金属は写真ごとに映り込みが変わるため、形を計算できません。

メタバースで使うときの注意点

持ち込む前の2つの関門
重さ質感を画像に焼き付けて形を簡略化
権利他人の作品や内装は撮る前に確認

できあがったデータは、そのままでは重すぎることがほとんどです。

数十万から数百万のポリゴンになるため、clusterのワールドの作り方で扱ったような形で持ち込むには、ポリゴン数を減らす作業が必要になります。

表面の質感を画像として焼き付けたうえで、形は簡略化するのが定石です。

もう一つは権利です。

他人の作品、店舗の内装、キャラクターの立体物などを撮って公開すると、著作権や施設の撮影規約に触れることがあります。

公開する予定があるなら、撮る前に確認してください。

よくある質問

Q. フォトグラメトリに専用の機材は必要ですか

スマホだけでも始められます。

無料や低価格のアプリで撮影から生成までできるものがあり、まずはそれで感覚をつかむのが早いです。

Q. 何枚くらい写真を撮ればいいですか

小さな物で50枚から100枚が目安です。

対象のまわりを少しずつ角度をずらしながら、隣り合う写真が重なるように撮ります。

Q. フォトグラメトリで作った3Dはメタバースで使えますか

使えますが、そのままだとデータが重すぎることがほとんどです。

ポリゴン数を減らす作業をしてから持ち込みます。

まとめ

フォトグラメトリは、複数の写真から立体データを作る技術です。

実在する物や場所をメタバースに持ち込みたいときの近道になります。

スマホ1台で始められる一方、光と重なりの条件を外すと形になりません。

まず小さな物で1つ作ってみて、それからUGCとはで書いたように作品として公開する流れがおすすめです。

LINEでお問い合わせ