Spatialは2026年7月に一般向けサービス終了|登録できない理由と代わりのメタバース
Spatial(スペーシャル)は、2026年7月27日に一般クリエイター向けのFreeプランとProプランを終了しました。
新しく登録して空間を作ることは、もうできません。
残っているのは企業向けのEnterpriseだけです。
この記事は以前、Spatialの登録手順を画面つきで案内していました。
その手順は使えなくなったので、何が終わったのか、データはどうなったのか、代わりにどこへ行けばいいのかに書き換えています。
Spatialで終わったもの
- 新規登録
- 空間の作成と公開
- 期限後のデータ
- 企業向けEnterprise
- 自社のゲーム開発
- FreeプランとProプランは2026年7月27日で終了。新規登録、空間の作成、公開はできなくなりました
- アップロードしていた画像、3Dモデル、ドキュメント、SDKのソースデータは、7月27日までダウンロードリンクが提供されました。期限を過ぎたものはサーバーから削除されています
- Enterprise向けのサービスは続いています。会社としては自社のゲーム開発に軸を移すと説明しています
終了の理由について、CEOのジンハ・リー氏は、3Dワールドをホスティングして配信するコストが大きく増え続け、続けられる運営の形が見つからなかったと説明しています。
当サイトがSpatialで運営していたワールド「GHOST CORE LAND」も、同じ日に閉じています。
ブラウザ型の代表格が終わった理由
運営に収入が入る仕組みがあるサービスのほうが長く残る
Spatialの強みは、アプリを入れずにURLひとつで人を招けることでした。
招く側にはとても便利でしたが、3Dの空間を描いて配るコストは全部運営が負担していました。
無料で人を集めるほど、運営の赤字が増える構造です。
これはSpatialだけの問題ではなく、無料で空間を配るサービス全体が抱えている課題です。
だから、いまメタバースを選ぶときは「運営がどうやって稼いでいるか」を見る必要があります。
イベントのチケット、アイテム販売、法人契約のように、運営に収入が入る仕組みがあるサービスのほうが長く残ります。
Spatialの代わりになるメタバース
ブラウザで人を招きたいなら cluster
clusterにはブラウザ版があり、アプリを入れずに参加できます。
制限はありますが、招待リンクを送って入ってもらう使い方はそのまま続けられます。
clusterはブラウザ版で遊べる?インストールなしで参加する方法と制限
登録から最初のイベント参加までの手順は、こちらにまとめています。
日本語の画面で、スマホからでも無料で始められます。
clusterの使い方完全ガイド|スマホで無料で始める方法からイベント参加まで
展示会や発表会のような集まりを開きたい場合は、イベント開催の手順と費用を先に見ておくと迷いません。
作品を展示したいなら VRChat
作品を並べて見せる使い方なら、VRChatが近い場所です。
ワールドの公開は無料で、バーチャルマーケットのような大きな展示イベントも開かれています。
VRChatとは?できること・始め方・clusterとの違いを初心者向けに解説
バーチャルマーケットはなぜVRChatだけ?一人勝ちの理由とclusterとの違い
法人の展示会やオフィスなら
会社としてバーチャルオフィスや常設の展示を持ちたい場合は、法人向けのサービスを比べるほうが早いです。
SpatialのEnterpriseも選択肢に残っていますが、個人が契約する形ではありません。
メタバース バーチャルオフィス導入ガイド【2026年版】費用・比較・事例を解説
Spatialから移るときに確かめること
- 3Dモデルや画像の元データが手元にあるか。Spatialからは取り出せないので、制作ソフト側のファイルを探します
- SNSやWebサイトにSpatialの招待リンクを貼ったままにしていないか。押した人が行き止まりになるので、新しい会場のリンクに差し替えます
- 定期イベントの会場を告知していた場合は、次の会場を先に決めてから告知を直します。当サイトのHABINA TALKも会場をclusterに移しています
HABINA TALK|メタバースのやさしいトーク番組(月2回・日曜21時)
よくある質問
Spatialはもう登録できませんか
一般向けの登録はできません。
2026年7月27日にFreeプランとProプランが終了し、新しく空間を作ることも公開することもできなくなりました。
残っているのは企業向けのEnterpriseだけで、個人が申し込む形ではありません。
保存していた空間やデータはどうなりましたか
2026年7月27日を過ぎた時点でサーバーから削除されています。
期限までにダウンロードしていなければ、今から取り出す方法はありません。
作っていた展示やイベントはどこで続ければいいですか
作品の展示ならVRChat、日本語で人を集めるイベントならclusterが近い選択です。
ブラウザから参加させたい場合は、clusterのブラウザ版で招くことができます。
まとめ
Spatialの一般向けサービスは2026年7月27日に終わりました。
登録手順を探してこの記事に来た方は、代わりの会場を決めるところから始めてください。
人を招くならcluster、作品を見せるならVRChatです。
どちらも無料で始められ、Spatialでやっていたことの大半はそのまま続けられます。
